こんにちは、けんやです。
今回は機種別レビューとして、
Canon PowerShot SX730 HSを取り上げます。
これまで、
同じSX700系にあたる
SX740 HSやSX720 HSは記事にしてきましたが、
今回はその間に位置するSX730 HSです。
「シリーズで人気なら、SX730 HSも稼げるんでしょ?」
そう思って手を出すと、
ちょっと痛い目を見る可能性のある一台でもあります。
ぜひ最後まで読んでもらえると嬉しいです。
なお、
SX740 HSとSX720 HSの記事は、
同じシリーズの「相場の動き方」や「色選び」を整理しています。
あわせて読むと、
今回の話の理解がぐっと深まるはずです。


この記事でわかること:
- SX730 HSのシリーズ内での立ち位置と、なぜ「兄弟機と同じ感覚」で扱うと危ないのか
- SX720・SX740と比べた「販売履歴数」の体感差と、その読み解き方
- 同シリーズでも別物として相場をチェックすべき理由
- 検品で見るべきポイントは「コンデジの基本」でOKという結論

※画像はイメージです。
SX700系のなかでの立ち位置
SX730 HSは、
キヤノンのPowerShot SX700系のなかでは、
SX720 HSの後継機であり、SX740 HSの一つ前にあたるモデルです。
ざっくり並べると、
- SX720 HS
- SX730 HS(今回の主役)
- SX740 HS
という流れですね。
発売年で並べると、
2016年(SX720 HS)→ 2017年(SX730 HS)→ 2018年(SX740 HS)と、
ほぼ毎年モデルチェンジされてきたシリーズです。
光学40倍ズームを積んだ高倍率コンデジで、
チルト式の液晶を備え、
自撮りやちょっとした望遠撮影まで一台でこなせる、
旅行用途と相性のいい機種です。
ここまでだけ見ると、
「これは普通に売れそうだな」
という印象を持つ方が多いと思います。
実際、
前提として、PowerShotシリーズ自体は人気があります。
安く仕入れができれば、
SX730 HSでも普通に利益は取れますし、
私自身も過去にこの機種で利益を取ったことはあります。
ただ──
ここから先が、今日いちばん伝えたい話です。
SX700系で「SX730 HSだけ」が抱える落とし穴
注意してほしいのは、
他の700系シリーズと同じ感覚で仕入れると、思ったように利益が乗らないことがあるという点です。
その理由はシンプルで、
販売履歴数(売れている数)の違いにあります。
SX720・SX740は強いが、SX730だけ少し静か
SX720 HSやSX740 HSは、
1ヶ月の販売履歴数を見ると、結構な数が動いています。
一方で、
SX730 HSだけは、同じ期間で見ても販売履歴数がやや少なめ、
というのが私の体感です。
実際にヤフオクやメルカリで
「SX720 HS」「SX730 HS」「SX740 HS」を並べて検索してもらうと、
730だけ妙に売れている件数が伸びていないことが、
わりとはっきり見えると思います。
なぜ730だけ静かなのか?
理由はいろいろ考えられますが、
- そもそも中古市場での流通量自体が少ないのか
- それとも指名買いの需要がやや低いのか
このどちらか、
あるいは両方かもしれません。
いずれにせよ、
SX720・SX740ほどの「勢い」がない、
という印象を受ける機種です。
人気機種であれば、
ヤフオクに出品すれば、
それなりにいい金額まで競り上がってくれます。
ところがSX730 HSは、
私自身、何度かオークションに出して「思ったより伸びなかった」という経験があります。
「SX720・SX740は強いから、SX730も同じ感覚で大丈夫だろう」
──そう安易に考えると、
落札価格が伸びずに肝を冷やす、
ということが起こり得る機種なんです。

「同シリーズ=同じ人気」の固定観念は、いったん外す
ここから引き出してほしい教訓は、
SX730 HSの話に限りません。
同じシリーズだからといって、販売履歴数まで同じだとは限らない、
ということです。
「SX720が強いから、730も同じくらい売れるはず」
「同じシリーズなら、相場の動きも近いだろう」
このようなシリーズ単位の固定観念は、
カメラ転売ではなるべく外したほうが安全です。
実際の現場では、
同じシリーズ内であっても販売履歴数のばらつきは普通にあります。
だからこそ、
機種ごとに、毎回ちゃんと「相場」と「販売履歴数」をチェックする。
この地味な習慣が、
仕入れの精度に効いてきます。
「同じシリーズでも、まったくの別物」
くらいの感覚で見るほうが、
結果としてミスは減ります。
検品の観点:「コンデジの基本」を押さえれば大丈夫
ここまで少しシビアな話が続きましたが、
検品まわりは、そこまで身構えなくて大丈夫です。
SX730 HSに特有の持病的な不具合は、
私自身、あまり聞いたことがありません。
なので、
コンデジの基本的なチェック項目を
ちゃんと押さえておけば、
大きく外すことは少ない機種です。
検品の細かな手順は、
コンデジ全般の動作確認記事にまとめているので、
そちらをそのまま使ってもらえれば十分です。

ざっくり言うと、
- 電源・各ボタン・モードダイヤルの動作
- ズーム動作(広角〜望遠端まで)
- 液晶(焼け・ドット抜け・チルト動作)
- センサー・レンズへのゴミ/カビ
- 撮影画像の確認(ピント・露出・動画含む)
このあたりが普通に通れば、
販売しても問題ない個体と判断できます。
「機種特有の不具合」ではなく、
販売履歴数という別の角度に注意点がある、
というのがSX730 HSの押さえどころです。
まとめ|「同シリーズだから大丈夫」が一番危ない
今回お伝えしたかったのは、
ひとことで言えば、
「同じSX700系だから人気」と決め打ちしないこと
これに尽きます。
- PowerShot自体の人気は健在で、安く仕入れられれば利益は出せる
- ただしSX730 HSだけは、SX720・SX740と比べて販売履歴数がやや少ない印象
- オークションに出しても価格が伸び悩むケースがある
- 同シリーズでも「別物」として、機種ごとに相場と販売履歴数をチェックする
- 検品はコンデジの基本確認でOK。機種特有の持病はそこまで目立たない
SX730 HSを例に少しシビアな話をしましたが、
これは他のシリーズ機種でも応用が効く考え方です。
「シリーズ単位ではなく、機種単位で見る」
この一手間を入れるだけで、
仕入れ判断のブレがぐっと減ります。
今日のアクションプラン:
- ヤフオクとメルカリで「SX720 HS」「SX730 HS」「SX740 HS」の直近1ヶ月の販売履歴数を並べて比較してみる
- SX730 HSの落札価格帯が、SX720・SX740と比べてどれくらい違うかを見ておく
- 普段「シリーズで判断していた機種」がほかにないか、自分の仕入れリストを一度見直してみる
シリーズの中で1機種ずつ、
「これは別物だ」という目線で見られるようになると、
カメラ転売の精度はもう一段上がります。
焦らず一歩ずつ、
一緒に積み上げていきましょう。


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